IMFニュース・ブリーフス

ロシアの組合幹部が襲われる


このところITUAの指導者や活動家に対する襲撃・脅迫が相次ぎ、IMFは迅速かつ透明な調査を要求した。


ロシア:IMF加盟組織のロシア地域間自動車労組(ITUA)から入った憂慮すべき情報によると、フセボロジスク・フォードのITUA主要組織の委員長も務めるアレクセイ・エトマノフITUA共同議長が先ごろ襲撃されたという。

エトマノフ議長は11月8日の夕方、フォード工場での2直勤務を終えて帰宅したところを襲撃された。議長は車を停め、家に向かって歩いていた。路上で、メリケンサックで武装した3人の襲撃者がエトマノフ議長に駆け寄り、無言で襲いかかった。

議長は格闘しながら何とかゴム弾銃を取り出して発砲、襲撃者らは逃走した。当初、エトマノフ議長はこれを単なる強盗だと思っていた。ところが翌日、エトマノフ議長を補佐するウラジミール・レシク副議長の携帯に、昨夜の事件は強盗や略奪には関係がないと警告する電話がかかってきた。「ちょっと灸を据えてやった。だが、いつまでも邪魔ばかりしていると命はない」と匿名の電話主は脅した。

それ以前の6月24日と7月26日にも、現代自動車の車を生産するタガンログの企業OAO「TagAZ」のITUA主要組織の活動家、アレクセイ・グラムとセルゲイ・ブリズガロフが、会社正門前でのピケに参加したあと襲われた。グラムとブリズガロフは、賃金・報酬に関する情報を得ようと努めるとともに、経営陣に所属組合の承認を要求していた。

マルチェロ・マレンタッキIMF書記長は一連の襲撃に関する声明で、「基本的な人権・労働権の侵害に対して当局が無関心であり、これらの権利の十分な支持・保護を確保するために早急かつ効果的に措置を講じていない」ことに関してIMFの深刻な懸念を表明し、「労働組合幹部のアレクセイ・エトマノフとアレクセイ・グラム、セルゲイ・ブリズガロフに対する襲撃ならびにウラジミール・レシクに対する殺害の脅迫の真相に関する迅速・公平・透明な調査」を要求した。

IMFは加盟組織に対し、下記宛に書簡を送り、これらの襲撃に関する迅速かつ透明な調査を要求するよう強く要請している。

Mr. Chaika Yuriy
ロシア連邦検事総長
125993, Moscow, GSP-3, 15a B. Dimitrovka str.
RUSSIA
ファックス:+7 (495) 692-96-00

Mr. Romanyuk Sergey
レニングラード地域検察官
194044, Saint-Petersburg,
av. Lesnoi, str. 20, kor. 12
RUSSIA
ファックス:+7 812 542 00 15

Mr. Kuznetsov Valeriy
ロストフ地域検察官
344082, Rostov region
Rostov-na-Donu, per. Bratskiy, 11
RUSSIA
ファックス:+7 863 262-45-25

Ms. Golikova A. Tatiana
保健・社会開発大臣
127994, GSP-4, Moscow, per. Rahmanovskiy, 3
RUSSIA
ファックス:+7 495 628 09 48

ITUAへの連帯支援書簡は下記宛にEメールで:profkom@ford-profsoyuz.ru


[2008年11月13日]