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IGメタルが賃上げ求めて「警告スト」を開始

ドイツ全国の金属労働者が8%の賃上げを要求して一時的に作業を停止した。


ドイツ:IGメタルは今週、使用者側に圧力をかけて金属労働者360万人の8%賃上げという組合要求を受け入れさせるために、ドイツ全国で一斉に「警告スト」に入った。

500カ所を超える生産拠点で15万人以上の自動車労働者、エンジニアおよびエレクトロニクス労働者が、11月1日に始まった一時的な作業停止に参加した。この行動は今週いっぱい続けられる予定である。

労働組合は、14カ月間で2.9%の賃上げという使用者側の提示を拒否した。

警告ストが実施されている企業の中には、オペル、シーメンス、ポルシェ、ドゥーツ、アウディ、ダイムラー、フォード、マーレ、コンチネンタル、フェデラルモーグル、TRW、MAN、ボッシュ、VW、メルセデス、BMWが含まれている。

IGメタルは11月11日に賃金交渉を再開する予定であり、交渉決裂の場合は11月17日に全国規模のゼネストを決行すると警告している。



[2008年11月6日]