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グルーポ・メヒコ鉱山事故で少なくとも1人が死亡

チャルカス・サンルイス・デ・ポトシ鉱山で落石事故が発生し、労働者1人が死亡、もう1人が重傷を負った。メキシコ全国鉱山・金属・関連労組(SNTMMSRM)は政府と企業に対し、労働者の安全に対して責任を負うよう要求した。


メキシコ:2008年12月31日(水)、グルーポ・メヒコ所有のチャルカス・サンルイス・ポトシ鉱山(金、銀その他の金属)で落石事故があり、39歳のフアン・ラファエル・エスカランテが死亡した。

この事故で、別の労働者フアン・カルロス・アギラール・マーティンも重傷を負い、打撲と骨折で深刻な状態に陥った。マーティンはサンルイス・ポトシの第50社会保障診療所に運ばれた。

落石は12月31日午後9時15分に同鉱山の第10坑道で起こった。

ナポレオン・ゴメスが主導する鉱山労組は、この事故「もまた、政府から採掘許可を与えられた企業(今回の場合はグルーポ・メヒコ)が、労働者の安全衛生条件を改善しなければならないことを示している」と述べた。同労組は続けて「これは当組合の一貫した重要な要求の1つだが、会社と連邦・地方労働当局はその要求を無視している」と述べた。

鉱山労組は鉱山・工場の安全衛生条件改善に焦点を合わせている。

同労組は政府と企業に対し、この種の事故を避けるために採掘・金属・鉄鋼産業の職場における労働条件に責任を負うよう要求した。

[2009年1月13日]