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フィンランド金属労組が合併について投票

組合員は、6組合の合併によって強力な統一産業別組合を設立するかどうか決定する。


フィンランド:フィンランド金属労組の組合員は2月5〜19日、金属、メディア、鉄道、林業、電機、化学各産業の労働者を代表する6つの全国組合から成る新しい産業別組合の設立に参加するかどうかについて投票する。

過半数の票を得た意見がフィンランド金属労組の執行委員会に提出され、同委員会が、2009年6月に臨時大会を開いて組合員の決選投票に付すかどうかを決定する。

TEAMと呼ばれる合併イニシアティブの企画段階が2005年に始まり、2008年5月の金属労組大会で組合員は将来の参加に賛成票を投じた。

化学労組も今後数週間に合併に関して投票することにしている。両組合はともにTEAM関連組合6団体のうち最大組織である。メディア労組、林業関連労組、鉄道労組は合併を支持するかどうか疑わしいが、電機労組の組合員の態度ははっきりしない。

TEAM合併が進めば、各組合は2010年1月1日に1つの組合になる予定である。

[2009年2月2日]