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メーデー祝賀は重要!

世界経済危機が進展し、労働者と家族がその他もろもろの問題に直面しているにもかかわらず、メーデー祝賀は労働者階級にとって今なお主要な行事である。

全世界:メーデーは単なる休日ではなく、すべての労働者にとって深い意味を持っている。 労働者がメーデーを祝うのは、1886年5月1日に他の何千人もの労働者とともに街頭に繰り出し、1日8時間労働を要求して殺害された11人のアメリカ人労働者を記念するためであり、それを若い人たちに思い出させることには価値がある。この事件はたまたま5月1日に起こったため、今日が労働者の日として祝われている。

毎年、すべての労働者がメーデーに世界中のすべての都市で手をつないで行進し、意見を主張するたびに、これを思い出すことが重要である。

「IMFは世界の多くの国々で労働者の諸権利の尊重を求めて闘っている。そして今日のメーデーに、すべての同志に連帯のメッセージを送る。特に、インドの自動車労働者は、現代で組合承認と労働協約を求めて闘っている。インドネシアの労働者は、東芝による激しい組合つぶしに直面している。韓国の労働者は、不安定労働者が常用労働者になるための勤続年数を2年から4年に延長する新しい法律を阻止するために闘っている。21カ月前からストを実施しているメキシコの鉱山労働者は、解雇すると脅されており、再雇用の条件は組合に入らないことである。トルコではシンター・メタルの労働者が、組合活動を理由に解雇された300人以上の労働者の復職を求めて闘っている。ブルガリアの鉄鋼労働者は雇用と未払賃金を求めて闘っている。その他多くの労働者が尊厳のある適正な労働者生活に対する権利を得ようと闘っている」と、マルチェロ・マレンタッキIMF書記長は金属労働者へのメーデー演説で述べた。

「これはメーデーに街頭に出てデモをし、私たちに加わることを認められない人々のために闘う正当な理由だ。だからメーデーを祝い、どこにいようとデモに参加して意見を主張しよう!」

[2009年4月30日]