IMFニュース・ブリーフス
チリの労働組合を強化

チリの加盟組織強化を目指すIMFプロジェクトの枠内で、1週間にわたってワークショップが開かれ、団体交渉や同国の労働者を取り巻く現在の労働・組合情勢に焦点を合わせた。

チリ:チリの加盟組合を強化するためのIMFプロジェクトの一環として、同国で全国ワークショップ1回と3回の地域ワークショップが開催された。プロジェクトの主な目標は、金属労組を強化するとともに、全国レベルで加盟組合間の協力を促進し、労働組合の団結を深めることである。

7月29日にサンティアゴで全国ワークショップが開催され、参加者は地域ワークショップ(アントファガスタ、コンセプシオン、サンティアゴ)の結果を分析、団体交渉に焦点を合わせ、プロジェクトへの労働組合の参加を評価し、今後の会合で取り組むべき問題を確認した。参加者は、地域ワークショップでの議論と情報交換は有意義であったと結論づけ、プロジェクト目標の達成に向けた団結の重要性を強調した。

マリーノ・バニIMF地域代表補佐兼プロジェクト・コーディネーターが、「この全国ワークショップの目標は、労働組合交渉とチリの現状を分析し、今後の会合において、労働組合主義が全国レベルで直面する問題に対処するための案の作成に取りかかれるようにすることだ」と説明した。

ワークショップの参加者は、企業別・部門別労働協約ならびに金属部門全体の全国労働協約を取り決めることの重要性を強調した。参加者は、これらの目標は労働組合の強化によって達成できるとの期待を表明したが、「労働組合主義を構造的・文化的に改革するとともに、国内法を改正して全国団体交渉の保証とスト権に対する制限の撤廃を実現し、労働組合運動の分裂を助長する法律を廃止する必要がある」と警告した。

このIMF組合強化プロジェクトは、スウェーデンの労働組合IFメタルの支援を受けており、コロンビアでも実施されている。その目的は、両国の労働者が組合の強化や団結の達成にあたって苦労している状況の中で、加盟組合を統合・強化することである。

[2009年7月30日――アニタ・ガードナー]