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裁判所がシンター・メタルに関する判決を先送り

労働者はトルコのタクシム広場でデモ行進して裁判所の決定を非難し、「正義の遅延は正義の否定!」と主張した。


トルコ:IMF加盟組織ビルレシク・メタル・イスへの加入を理由に解雇された約350人の労働者の運命を決する判決をさらに先送りするという裁判所の裁定を受けて、シンター・メタルの労働者は8月5日にタクシム広場でデモをした。

シンター・メタル・イマラット・サナイ社の労働者350人は、雇用の回復を求めて7カ月以上前から闘っている。

8月4日(火)、裁判官は判決をさらに3カ月先送りすると発表した。次の法廷審問は11月13日に予定されている。

「トルコの憲法に従って、私たちは必ず勝訴するだろう。だが使用者は、裁判手続きを引き延ばすためにあらゆる策を弄している――それはあの会社の得意技でもある。もう一度繰り返す、『正義の遅延は正義の否定!』であると。会社前での抵抗は断固として続ける」と、ビルレシク・メタル・イスのエリフ・シニルリオグルは述べた。

欧州金属労連(EMF)のトニー・マーフィーが国際法廷モニターの役目を果たし、デモに参加した。マーフィーはタクシム広場で群衆に語りかけ、「シンター・メタルの労働者は孤独ではない。数百万人のEMF/IMF加盟組織組合員が味方だ」と説明した。マーフィーは続けて、これはシンターだけの問題ではなく、トルコにおける数多くの労働者の諸権利の侵害にかかわる、より大きな問題だと述べた。マーフィーはトルコ政府に対し、労働者の権利の侵害をいっさいやめるよう要求した。

マーフィーはIMFを代表して連帯メッセージを伝えた。「皆さんの闘いは裁判所や企業の枠を超えている。すべての労働者が享受すべきでありながら、実に多くの労働者がそれを求めて苦闘しなければならない基本的労働権と労働者保護、すなわち組合加入権、団体交渉権およびスト権を目指すグローバルな闘いだ」とIMF声明には明記されていた。

7月16日に、IGメタルのクラウス・プレイグニッツ、セルビアのアレクサンダー・トディック、DGBビルドゥングスベルクのニーナ・ベルクとスザンヌ・ドルフリンガー、ボーフム大学のマンフレート・ワヌフェルが国際連帯を表明し、ドゥドゥル組織工業地帯の会社前でデモに参加した。

IMFとEMFは2009年3月、シンター・メタルの労働者を支援して共同キャンペーンを開始した。

[2009年8月6日――クリスティン・ピーター]