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訃報:ハンス・マイヤー氏

ハンス・マイヤー元IMF会長が2009年8月3日に87歳で亡くなった。


ドイツ:ハンス・マイヤー元IMF会長が2009年8月3日に亡くなった。ハンスは1983年から1986年までIMFおよびIGメタルの会長を務めた。

ハンスは、戦後時代にドイツで最も厳しい労働争議のいくつかで中心的役割を果たし、週35時間制の導入につながる組合キャンペーンに関与した。1921年12月13日にウルム(バーデン・ビュルテンベルク)近郊のフロイデネックで生まれ、航空宇宙会社のユンカースに就職した。

戦争が終わって捕虜の身分から解放された直後の1946年、IGメタルに加入。1951年から1955年まで、ゲッピンゲンでドイツ労働組合総同盟(DGB)支部長を務め、1955年に同地域のIGメタル支部長に就任した。

1962年にIGメタルの全国執行委員会に加わり、団体交渉を担当する。1970年にIGメタル副会長、その後1983年に会長に選出された。


[2009年8月6日――アニタ・ガードナー]