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インドの船舶解撤場で6人が死亡

2009年8月4日にアランで6人の労働者が死亡した事故を受けて、船舶解撤労働者を代表する労働組合は、当局に安全衛生の実施を要求した。

インド:8月4日にアランで6人の船舶解撤労働者が死亡した事故を受けて、5,000人の船舶解撤労働者を代表する地方労働組合は、工場監督当局に事故の調査を要求するとともに、グジャラート州の首相と最高裁判所に対し、司法調査を実施し、船舶解撤場の安全衛生、福祉および環境に関して直ちに介入するよう要求した。

6人の労働者は、アラン船舶解撤場の第24-0号区で解体中の船舶の機関室で働いていたときに火傷を負い、その場で亡くなった。使用者は、機関室からガスを除去して切断作業に適した状況を確保するために、何の予防策も講じていなかった。事故発生後に取られた措置もまったく不適切だった。

アラン・ソシヤ船舶再利用一般労組(ASSRGWA)は、労働者を代表してグジャラート州政府に対し、以下を確保するよう要求した。

●2007年9月に出された安全な船舶再利用に関するインド最高裁の指示の徹底遵守
●2009年8月4日に発生した労働者6人の死亡事故の司法調査
●死亡した労働者各人の家族への補償金100万ルピー(2万米ドル)
●グジャラート州海事委員会その他の規制・施行当局へのASSRGWAの参加

ASSRGWAは以前、船舶解撤技術専門家委員会で労働者を代表した。その結果、最高裁はさまざまな政府機関と利害関係者に対し、安全衛生、福祉および環境に関する効果的な措置を講じるよう指示した。2008年8月、ASSRGWAはグジャラート州海事委員会に陳情し、裁判所の決定の遵守を求めた。

「規制・施行当局が存在していながら、これらの組織は何千人もの船舶解撤労働者の苦しみに十分配慮していない」と、シャンティ・パテルASSRGWA会長は8月11日の記者会見で述べた。

「利害関係者側が安全衛生・福祉・環境に関する裁定の遵守に関心を示さず、ほとんど犯罪的な過失を犯しているため、アランの船舶解撤場では死亡事故や大事故が増えている」とパテルは述べた。

ビジャーダール・ラネーASSRGWA書記長は各関係当局に苦情を提出し、犠牲者の遺族を訪問して組合の全面的な支援を申し出た。

[2009年8月20日――アニタ・ガードナー]