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オペル労働者が連帯

ヨーロッパのGM労働者はアントワープのオペル労働者との連帯を表明し、サーブはスウェーデンで新しい所有者を見つけた。

ヨーロッパオペル従業員代表委員会は1月26日(火)、アントワープでの従業員会合に対して、ヨーロッパのすべての現場で働く労働者の注意を喚起した。

ドイツ、ポーランド、スペインのオペル工場とイギリスのボクソール工場の従業員が、アントワープ工場の危機にさらされた同僚との連帯を表明した。

組合代表とオペル従業員代表委員会メンバーは、決定が覆されない限り、労働者はいかなる犠牲も譲歩も受け入れない、と宣言した。

一般従業員代表委員会のクラウス・フランツ委員長によると、GMは「アントワープ工場でアストラの代わりに2種類の小型SUVを製造する」という労働組合との署名済み協約に違反した。

組合側は、「GM経営陣は、オペル労働者が長い連帯の歴史を有すること、アントワープ工場の同僚にヨーロッパのすべての現場から多大な支援が寄せられるであろうことを認識すべきだ」と宣言した。詳しくは下記サイトを参照: http://www.solidaritatfuropelantwerpen.be
より肯定的な面としては、スパイカーがGM傘下のサーブの購入に同意した。

この決定により、スウェーデン・トロルヘッタンのサーブで3,400人の雇用が守られるだけでなく、サプライヤーや小売業者でも数千人の雇用が救われる。
[2010年1月28日――アニタ・ガードナー]