広報ニュース

第59号インダストリオール・ウェブサイトニュース(2016年9月21日)

労働組合、中国の鉄鋼ダンピングに対するグローバルな措置を要求

2016-09-13

 

労働組合は2月にブリュッセルで鉄鋼ダンピングに反対して行進

労働組合は2月にブリュッセルで鉄鋼ダンピングに反対して行進

インダストリオール・グローバルユニオン、インダストリオール・ヨーロッパ、USW、ユナイトおよびコミュニティーの労働組合代表は、先週パリで開催された第81回OECD鉄鋼委員会において、鉄鋼ダンピングと闘う世界的な戦略を求めた。

 中国を中心とする大規模な過剰生産能力は依然、世界中で鉄鋼生産に関与する経済や地域社会を脅かし、混乱させている。労働組合は、鉄鋼生産能力危機の解決にソーシャル・パートナーを参加させなければならないと考えている。解雇に直面している労働者と地域社会に、移行を乗り切るための訓練と援助を提供し、再び経済に参加できるようにしなければならない。

 若年労働者にも、団体交渉で取り決められた見習・訓練プログラムによって機会を与えなければならない。この過程で中核的ILO基準を尊重・補強するとともに、短期的な利益によってではなく社会的・環境的付加価値によって成否を判断しなければならない。

 9月8日のOECD会合の翌日に政府協議が行われ、先ごろ中国のG20首脳サミットで決定された鉄鋼の過剰生産能力に関するグローバル・フォーラムの設置について討議した。残念なことに、労働組合代表と業界代表はこのOECDおよびG20加盟国との協議から締め出された。

 フェルナンド・ロペス・インダストリオール書記次長は次のように語った。「鉄鋼業は開発に不可欠だ。各国政府に働きかけ、鉄鋼業と雇用を台無しにしている不公正競争と鉄鋼ダンピングをやめさせなければならない。そのためには、あらゆる討議で組合を考慮に入れなければならない」

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