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第65号インダストリオール・ウェブサイトニュース(2017年3月30日)

バングラデシュで状況打開、国際圧力受けて労働組合員と衣料労働者を釈放

2017-02-23

 

獄中の組合活動家を釈放させるためのレイバースタート・キャンペーンは1万以上の署名を集めた。

 昨2016年12月以降に逮捕されたバングラデシュの労働組合員・衣料労働者35人のほとんどが釈放され、残りも間もなく釈放されるだろう。これに先立って、インダストリオール・グローバルユニオンとUNIグローバルユニオンは、バングラデシュ政府による労働運動弾圧に対抗して国際キャンペーンを主導した。

 2月23日にインダストリオール・バングラデシュ協議会(IBC)と労働省、バングラデシュ衣料製造業者・輸出業者協会の間で政労使協定が締結され、逮捕された労働組合員と衣料労働者が釈放される運びとなった。この協定に従って、残りの労働者も釈放され、労働者に対する告訴が取り下げられる。

 ヴァルター・サンチェス・インダストリオール・グローバルユニオン書記長は、投獄されている活動家の釈放決定を歓迎している。

「信じられない規模でグローバルな連帯が表明されている。これはバングラデシュの衣料労働者にとって重要な勝利であり、この国の産業に労働組合との建設的な対話に入るよう求める強力なメッセージを送っている」

「昨年末に組合に対する弾圧を引き起こした問題は、まだ解決していない。私たちは引き続き賃上げ闘争を支援し、すべての起訴が取り下げられるまで状況を注意深く監視していく」

 UNIグローバルユニオンのフィリップ・ジェニングズ書記長は言う。

「世界中で効果的なグローバル連帯が表明され、多数の大都市で抗議行動が実施されている。カトマンズからニューヨークまで、人々はバングラデシュに人権・労働組合権の尊重を要求するために立ち上がった」

「私たちは投獄されていた労働組合員の釈放を歓迎し、バングラデシュの攻撃的な労働者弾圧を終わらせることができるよう願っている。しかし、引き続き警戒しなければならない――バングラデシュへのメッセージは労働権の尊重だ」

 この協定は、IBCを正式な交渉相手として承認している点で先例を作る。

「私たちはバングラデシュの衣料労働者の正式代表として足場を得た。これからも組合員のために闘い続ける」と、インダストリオール・バングラデシュ協議会ならびに全国衣料労連の会長を務めるアミルル・ハク・アミンは言う。

背景

 2016年12月の最低賃金引き上げ要求後、ダッカの衣料製造地区で組合幹部と衣料労働者が逮捕され、組合事務所が閉鎖された。バングラデシュ政府と衣料工場所有者は、賃金ストを口実に労働運動を弾圧した。

 インダストリオールとUNIグローバルユニオンは#EveryDayCountsキャンペーンを開始し、加盟組織や他の労働団体から大規模な支援を受けた。世界中から何百枚もの写真がソーシャルメディアに掲示され、20カ国以上の組合がシェイク・ハシナ・バングラデシュ首相に書簡を送付、拘留されている衣料労組指導者・活動家全員の釈放とすべての起訴の取り下げを求めた。

 2月15~16日にベルリン、ジュネーブ、ロンドン、ブリュッセル、ハーグ、ワシントンDC、ニューヨーク、オタワ、カトマンズ、ソウルなど16を超える都市で、抗議行動とバングラデシュ大使館訪問が行われた。

 獄中の活動家を釈放させるためのレイバースタート・キャンペーンは1万以上の署名を集めた。

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