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第159号インダストリオール・ウエブサイトニュース(2023年9月22日)

国際機構によって救済を求める方法

2023-05-31

2023年5月31日:労働者の権利侵害に対して公正と救済を求めるための国際的手段がいくつか存在する。利用できる手段の簡潔なガイドを示す。労働紛争のさまざまな段階で、企業や政府に対する圧力を強めるために利用可能な手段を以下に紹介する。


ILO出版物『労働組合行動への国際文書の戦略的利用の促進』は、社会的対話、団体交渉および責任ある企業行動を強化するための各種国際文書について貴重な情報を提供している。

アトレ・ホイエ・インダストリオール書記長は言う。

「このような手段がある。国際的手段の利用は時間のかかるプロセスになる場合があるが、苦情申し立ての事実は国内レベルで一種の圧力として利用できる。さらに吟味し、それらの手段が貴組合の役に立つかどうか見極めるよう勧める」

グローバル・サプライチェーンを統治し、弱い立場に置かれた労働者を保護する法律が増えている。最近の一例はドイツのサプライチェーン法で、2023年1月1日から、労働者とその支持者は環境破壊や人権侵害(労働者の権利侵害を含む)に対してドイツ企業をドイツの裁判所で訴えることができるようになる。

「法的な救済へのアクセスを含む義務的デュー・ディリジェンス法が必要だ。グローバル・サプライチェーンを変革するために闘う能力と手段を与えてくれるのは、国際労働運動の顕著な特徴であり、力である集団行動だ。私たちは労働者の権利の向上、組合の力の構築、グローバル資本への対抗、持続可能な産業政策の確保によって、この部門の組合員の生活改善を確保するために、引き続き任務を果たしていく」とアトレ・ホイエは言う。

労働組合のための国際文書

Global framework agreements 

グローバル枠組み協定

OECD Guidelines for Multinational Enterprises

OECD多国籍企業行動方針

ILO

ILO

International Accord

国際協定

United Nations

国連

Labour standards at multilateral development banks

国際開発金融機関における労働基準

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