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第33号インダストリオール・ウェブサイトニュース(2015年2月)

IGメタル、金属産業で3.4%の賃上げを確保

2015-02-24

 

1月末から全国で85万人のIGメタル組合員が参加して賃上げ確保に向け警告ストを実施

ドイツの金属労組IGメタルは、全国85万人以上の労働者による警告ストを経て、使用者との協約で3.4%の賃上げ確保に成功した。

 2月24日未明、インダストリオール・グローバルユニオン加盟組織IGメタルと使用者グループが合意に達した。この協約はドイツの主要工業地帯バーデン・ビュルテンベルクの金属・電子労働者80万人に影響を与え、合計370万人の労働者を対象とする全国各地の協約交渉の基礎となる。

 この賃上げは4月から実施される予定で、IGメタルにとって重要な勝利である。「この成果によってドイツ経済が安定する」とIGメタルのデトレフ・ウェッツェル会長は述べた。

組合幹部と使用者グループが今後12カ月の賃金と給付をめぐって争う中、全国で85万人を超えるIGメタルの労働者が1月末から警告ストを実施した。労働者は旧労働協約失効後、1月から3月までをカバーする150ユーロの一時金も支給される。特に低賃金労働者は、早期退職との関連でさらに利益を得た。今後、使用者は早期退職期間に働く労働者に給与の90%を支払い、労働者が働かなくなっても定年まで支給を続ける。これにより、特に組立ラインや一般生産作業に従事する低所得労働者は、早期退職を利用しやすくなる。さらに、早期退職(労働者の最低4%が利用できるようにしなければならない)に使われなかった企業資金は今後、社員訓練計画に回さなければならない。

  IGメタル会長は、この前進を、経歴開発に対する労働者の権利のモデルを確立するうえで「最初の重要なステップ」と表現した。

 ケマル・ウズカン・インダストリオール書記次長は言う。「この素晴らしい成果に関してIGメタルを祝福する。IGメタルは、またしても力を示し、金属・電子部門労働者のために重要な賃上げを勝ち取った。一連の警告ストで100万人近い労働者から寄せられた大規模な支援は、労働者の連帯の力に対する賛辞だ」

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