韓国の労働組合員に対する激しい攻撃を中止せよ
2023-06-08
【JCM記事要約】
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2023年6月8日:韓国金属労組連盟(FKMTU)の労働組合員2人が、警察による激しい攻撃を受けて負傷した。
5月31日、キム・マンジェFKMTU委員長が、光陽のポスコ製鋼所で働いているFKMTU組合員の座り込み抗議を訪問中に手荒な扱いを受けた。6人の私服警官がキムを地面に押さえ付け、首に膝を乗せて手錠をかけたのである。
翌日、キム・ジュンヨンFKMTU書記長が、地上7メートルの仮設の足場に乗って座り込み抗議に加わった。夜明けに、4人の警官がクレーン車でキム・ジュンヨンに接近し、長い棒で叩いて足場から落とした。キムは額と頭に重傷を負い、膝を骨折し、全身あざだらけになった。彼は警察に拘留された。
韓国労組連盟(FKTU)は、2人のFKMTU指導者に対する過剰な武力行使で警察を非難し、警察庁長官の即時辞任を要求した。
「この流血の事態は韓国の国際的なイメージを傷つけるものだ。韓国政府が労働者の表現の自由を尊重し、韓国の労働組合に対する激しい攻撃をやめるよう要求する。インダストリオールはFKMTUと連帯している」と岩井伸哉インダストリオール・グローバルユニオン東南アジア地域事務所所長は述べた。